ダンス&パンセ

Youtube<ダンス&パンセ> BCCKS<知人書謀>https://bccks.jp/store/201964 にても展開中

2024年12月29日日曜日

『家の哲学』(エマヌエーレ・コッチャ 松葉類訳 勁草書房)と『庭の話』(宇野常寛 講談社)を読む

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高校の頃に最初に書いた小説『家庭』というタイトルを、『家と庭』と変更して、その過去を現在と将来に投機的に融合させて書き直してみるのが、余生の作業になるだろうと、考えはじめだしていた。しかし、自分ひとりでは見通しがつかないので、何かに出会えないかな、とおもっていた矢先、まず図書館で...
2024年12月25日水曜日

師走の短歌

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歌が来た。 ☆☆☆ 年の瀬に堰かれて迫る妻恋の時留まりて永遠を夢見ゆ 陽が射してツンと輝く亡き妻の植えし玉すだれなでてくすぐる 生と死の堺は消えてふっと手を伸ばせばそこで会える気がして 亡き妻の言われある花と知る夏にガーベラ5輪赫き顔あぐ ガーベラは・と言ったとお題して踊りし妻の...
2024年12月14日土曜日

『西洋の敗北』(エマニュエル・トッド著 大野舞訳 文藝春秋)を読む

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  この著作を読むと、トッドが統計学に従った帰納的思考なのではなく、あくまで自身の洞察に基づいた、演繹・仮説的な抽象思考に賭けていることがよくわかる。現に動いている事象を読み解くために、アフォリズム的な推察を随所に散りばめながら、論理が組み立てられてゆく。その政治的な認識の当否は...
2024年12月4日水曜日

心理を超えたもの

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 「結婚おめでとうございます。お手紙をいただいた時すぐお祝いをと思いながら……。ゴメンナサイ。自分以外の人格を受け入れる事は、慣れるまで大変と思いますが、その何倍も、ステキな事があると思います。ダンスの方もゆっくりと始めて下さいね。」( 2003 . 5.16  深谷正子) ...
2024年11月17日日曜日

山田いく子ダンス年譜

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 <お元気ですか? 別紙のような企画を立て、参加をお願いします。 とにかく空間が劇場と違って特殊なので、空間から出発して作品を作ることができます。   1960 年代のニューヨークはこんな空間で沢山の革命的な作品が生み出されました。 40 年もおくれましたが、ここ...
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木上の思考

菅原正樹
本名(鈴木正樹) 1967年生まれ。群馬県出身。高崎高校、早稲田大学第二文学部卒業。植木職人。(1級造園施工管理技師) 自著;『曖昧な時節の最中で』(近代文藝社)・『書かれるべきでない小説のためのエピローグ』(新風舎)、BCCKSより、知人書房として電子出版試作中。 *カニングハムは、「振り付けするとはダンサーがぶつからないようにすることだ」と言っている。盆栽に象徴される日本の植木の仕立ての技術とは、枝が交差し絡み、ぶつからないよう偶然を準備していくことにある。自然に気づかれないで、いかに生起してくるaccidentを馴化していくかの工夫なのだ。たとえ西洋のトピアリーのような造形をめざさないことに文化的な価値の規定を受けていようと、そこには特殊にとどまらない普遍的な対応がある。芥川が「筋のない話」として日本の私小説の困難な特異さと歴史的前衛性を洞察したことが、日本の植木職人の技術のなかにも潜在するのである。
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