2008年4月19日土曜日

植木職人ら9人、ソウルへ2泊3日(2)

ソウル市内の、剪定された街路樹の様子。街路樹は、プラタナスとイチョウが目立つ。日本の皇居にあたるだろう宮城まわりでは、相当な大木となったままで手はつけられていないようにみえた。それは豪快でいいのだが、でかくしておける場所ではないものはやはり切ることになるようなのだが、おそらくユニックを使ってチェンソーでばっさりいくのだろうと思われる。写真のはまだましなほうで、日本あるいは東京ならば、職人親方どころか、検査の役人のほうからこれはないだろう、ヘタクソとぼろくそいわれるような感じ。木がかわいそうにみえてきてしまう。

四本支柱。日本でのように、鳥居型、というのは見えなかった。柱を四本を幹にぶちあてて、ゴムのようなものでぐるぐるまき、その上から、日本だと幹巻き用の緑化テープが巻いてある。たまに、八つ掛けのようなものもみかけたが、枝に支柱をぶつけてあるだけで、支柱どうしの結束も、根杭もないようだった。美観というより、すごい手っ取り早いアイデアで処理しているようにみえてしまう。





知り合いによると、日本でいう植木屋さんというのは韓国にはいないという話だから、おそらく山仕事をしている人たちが掘り取って運んできたのだろう。作業着はなんでもいいとしても、運動靴では土が中に入ってきてしょうがないのでは、とおもうのだが、根鉢自体が、何かゴムのうようなもので何回か根巻きしてあるだけ。それで高速道路をこのでかいまんまで走ってきて、根崩れもおきないのだから、向こうの土は相当こちこちなんではないかとおもわれる。赤い砂のような粘土のような。植え込む穴は日本制kubotaのミニユンボで掘っていた。

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