ダンス&パンセ

Youtube<ダンス&パンセ> BCCKS<知人書謀>https://bccks.jp/store/201964 にても展開中

2018年9月25日火曜日

父の介護から

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「…アラブの話である以上、戦争状態が長く続いていた国々だということぐらいは小学生だって知っている。もし知らなかったら、一般常識として会議は紛糾するものだ、ぐらいはわかるだろう。知識として知らなかったとしても体験でわかるはずだ。  要は、一般常識と体験からイメージする...
2018年9月21日金曜日

「歴史の終わり」をめぐって(1)

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「脱歴史世界のほとんどのヨーロッパ諸国では、軍備競争に代わってサッカーのワールドカップがナンバーワンめざして奮闘する国家主義者たちのはけ口になっている。コジェーブの目標は、かつて本人が語ったようにローマ帝国の復活、ただし今度は多国籍サッカーチームとしてのローマ帝国の復活にあっ...
2018年9月14日金曜日

平和条約をまえに

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「冒頭でも述べたように、敵国条項とは「敵国認定されている日本が戦争の準備をしていると判断した場合、例外的に安全保障理事会の許可を必要とせず攻撃しても構わない」というものです。  この条項に照らし合わせれば、たとえば、日本が日米安保を破棄して独自の軍隊をつくる憲法を制定した途...
2018年9月3日月曜日

庶民、大衆、民衆

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「その為政者のあるべき姿を、徂徠は、「民の父母」となることであるとし、その比喩として、農民の一家の主人が、だらしない女房や、ぼんやりした長男、はしっこい三男、またわがままな奉公人など、理窟や説得ではどうしようもない家族たちのために、営々と働いて、その面倒をみるありさまを描...
2018年8月18日土曜日

三つの平和

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「数学の行為とともに生み出されていく風景をその歴史とともに見てきたこの連載のなかで、浮かび上がってきたのは数学を支える盤石な基礎としての普遍ではなく、終わりなき探究とともに生成していく普遍だ。デカルトの代数方程式も、リーマンの多様体も、デデキントやカントールの集合も、すべては...
2018年8月10日金曜日

サッカー界だけがわかっていること(4)

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「ある東京五輪の関連番組に出演していた瀬古利彦さん(日本陸連マラソン強化プロジェクトリーダー)は、「日本人は外国人ランナーより暑さに強いから、メダルのチャンスがある」と、嬉しそうに語っていたが、その結果、日本人が東京五輪で晴れてメダルを獲得しても、こちらとしては大喜びする気に...
2018年8月8日水曜日

日大アメフト部事件から(4)

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「…日本のスポーツいついて、何か問題点が見えたり、それをアメリカではどういうシステムで行っているかという類の情報をシェアしようとしたとき、いつも目に見えない壁にぶち当たる。/「どこの誰に話せば良いのか?」という壁だ。対岸の大火事をただ見ていられるような性分ではないので、なんと...
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木上の思考

菅原正樹
本名(鈴木正樹) 1967年生まれ。群馬県出身。高崎高校、早稲田大学第二文学部卒業。植木職人。(1級造園施工管理技師) 自著;『曖昧な時節の最中で』(近代文藝社)・『書かれるべきでない小説のためのエピローグ』(新風舎)、BCCKSより、知人書房として電子出版試作中。 *カニングハムは、「振り付けするとはダンサーがぶつからないようにすることだ」と言っている。盆栽に象徴される日本の植木の仕立ての技術とは、枝が交差し絡み、ぶつからないよう偶然を準備していくことにある。自然に気づかれないで、いかに生起してくるaccidentを馴化していくかの工夫なのだ。たとえ西洋のトピアリーのような造形をめざさないことに文化的な価値の規定を受けていようと、そこには特殊にとどまらない普遍的な対応がある。芥川が「筋のない話」として日本の私小説の困難な特異さと歴史的前衛性を洞察したことが、日本の植木職人の技術のなかにも潜在するのである。
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